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可能世界のロンドのあとがき

動画とか、楽曲の世界観に関しての解説というか雑文。
2010/1/27のTumblrの投稿より一部改定。

動画はQuartz Composerを使って制作しています。

歌詞について

自分の居場所を失った「僕」が、自分の存在が許される世界を探して旅をするお話です。が、彼の存在はすべての可能世界で偽となる命題だったのです。あぁ、僕に居場所なんて無かったんだ。という悲しいお話。のつもり。

音数とか語感を中心に言葉を選んでるので、表現が抽象的というか、散漫になってます。あんまり言葉を意識しないで聞いてもらった方がいいのかなと。

アスタリスク

ここではそのまま「小さい星」(最初のBパート部分)とか、一つの「可能世界」(最後のBパート部分)とか。曲のタイトルに可能世界とありますが、どっちかというと多世界解釈というか。詳しい人から観たら誤用かもしれません。語呂が良かったもんで。

拍子と構成

この曲は主に6/8拍子と5/8拍子、ときどき7/8拍子です。上物が6+5なのにドラムが5+6でカウントしてたりします。

曲の構成は小ロンド形式を捩った順でAメロ、Bメロ、Cメロを並べていて、一般的なABサビにはなっていません。

イントロ→Aメロ(太陽が〜)→Bメロ(足跡は〜)→A(間違いを〜)→C(世界の狭間で〜)→A(インスト)→B(足跡は〜)→アウトロ

動画について

random関数大活躍なので、qtzファイルがあっても二度と同じ動画が再現できないのが弱点。「海鳥は飛び立つ」の動きは、何となく飛び立った感があってお気に入り。